ウォーレン・バフェット氏の投資会社、1.1兆円売り越し
ウォーレン・バフェット氏が運営する投資会社バークシャーハザウェイが4~6月期は日本円で約1.1兆円売り越していたことが報じられました。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは5日、2023年4〜6月期の決算を発表した。株式売買は79億8100万ドル(約1兆1300億円)の売り越しだった。期中に米株式相場の上昇が続くなか、銘柄入れ替えとあわせて利益確定に動いた。
ウォーレン・バフェットとは?
ウォーレン・バフェットは、世界的に著名な投資家で「投資の神様」と呼ばれています。
ベースボールの神様ベーブ・ルース、バスケットボールの神様マイケル・ジョーダンと同じくらい投資の世界で偉大な人物で、世界長者番付の常連なのに質素な生活をしていて、多額の寄付をしていることも知られています。
近年では日本の商社株を大量に買い、バフェット氏の影響もあり、日本株に買いが入りました。
最近「日経平均はバブル以来〇〇年ぶりの高値」というニュースがよくありましたが、あれはバフェット氏の影響が大きいです。
また先日バフェット氏が来日した際には、商社のCEOがバフェット氏に面会に訪れるなど、投資だけでなく経済に大きな影響力を持っています。
今週の日経平均にネガティブ材料
前回の記事日経平均は32,000円で反発か?それとも底割れか?来週は大事な局面にも書きましたが、YCC修正、米雇用統計発表を受けての米株下落と円高、そして今回のバフェット氏の売り越しで、日本株にとってネガティブな材料が多くなっています。
筆者の予想は、日本株市場はヨコヨコか下がる可能性の方が高いような気がします(あくまでも可能性)
32,000円が支持線だとすると、下限付近の位置にあって、ここで上がっていけるなら、再び33,000円越えが見えてきますが、32,000円を割ってしまうと、支持線割れで売りが加速しそうなので、注意が必要な場面になっているかと思います。
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