【訃報】コブラの寺沢武一さんが心筋梗塞で死去、享年68歳、「コブラ」よ、永遠に

SF漫画「コブラ」などで有名な漫画家の寺沢武一さんが、心筋梗塞で8日に死去していたことがわかりました。

享年68歳。

寺沢武一先生は、いち早くパソコンを使って漫画を描いた第一人者

電子書籍は、今では当たり前になっていますが、寺沢武一先生はいち早く漫画のデジタル化に取り組んでいて、他の漫画家よりも早くパソコンを使って描画した漫画を発表しています。

週刊少年ジャンプで1978年から連載が始まったSF漫画で、左腕に「サイコガン」という武器を持った主人公の宇宙海賊コブラが、宇宙を舞台に戦うストーリーというと安っぽくなってしまうでしょうか。

団塊世代ジュニア世代の筆者にとっては、思い出深く、強く印象に残っている作品です。

キザなセリフと粋なキャラクターで、当時も、そして今もなかなかこういう漫画はなく、今読んでもおもいろい漫画で、名作のSF漫画です。

とにかく主人公コブラのキャラクターがかっこいいので、世代じゃなくてまだ読んだことがない方にぜひ読んでほしいです。

クイズ番組などでおなじみのお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんが、金髪にしていつも赤い服を着ているのは寺沢武一先生の「コブラ」に憧れているからだというのは有名な話です。

カズレーザーさんは、赤い服・金髪を大学時代からしているそうです。

「コブラ」が週刊少年ジャンプでの連載が始まってから今年で45年。

45年経ち、時代は大きく変わりましたが、今見ても「コブラ」のかっこよさは変わらないですし、また時代が変わってもそうあるべきだと思います。

繰り返しになりますが、とにかく主人公のキャラクターがかっこいいので、まだ読んだことがない方はぜひぜひぜひぜひ読んでいただきたいです。

「コブラ」という名作を残してくれた寺沢武一先生のご冥福を心よりお祈りすると共に、寺沢武一先生が亡くなっても「コブラ」という作品は永遠に残ってほしいです。