ライブ客を蹴った疑い、ドラマー中村達也さん書類送検
ライブ客を蹴った疑い、ドラマー中村達也さん書類送検
飲食店で鉢合わせた自らのライブの客の男性を蹴って軽傷を負わせたとして、警視庁は18日、ドラマーで俳優の中村達也さん(53)を傷害容疑で書類送検した。中村さんは容疑を認めているという。捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、書類送検の容疑は昨年11月下旬、東京都世田谷区代沢5丁目の路上で40代の男性の足などを数回蹴り、打撲などのけがを負わせたというもの。中村さんはこの日、ライブの打ち上げで現場近くの飲食店を訪れて、ライブの客だった男性と遭遇。中村さんは「男性が仲間に失言し、腹が立った」と説明しているという。
中村さんは、2000年に解散した人気ロックバンド「ブランキー・ジェット・シティー」でドラムを担当。俳優としても、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などに出演し、1月13日に公開された映画「悪と仮面のルール」にも出演している。
筆者はロックが好きで、ブランキー・ジェット・シティーは好きなバンドの一つです。
ヤフコメ欄を見ると、中村達也さんを擁護するコメントばかりでした。
このニュースを読んで、ふと思ったのが今の若い人のこと。
今の若い人は本当のロックを知る機会が少ないから、暴力を擁護する人が多いのが信じられなかったり、有名人なのに事件を起こすのは考えられないかもしれません。
今の世の中、ネットが普及して、手軽に個人が情報発信や意見を言えるようになって、なにかあればすぐに炎上しますから、当たり障りのないことしか言わなくなったり、批判があればすぐに撤回したり、謝罪するのが当たり前になっています。
ロックの定義は人それぞれかもしれませんが、筆者は生き方だったり、自分を貫くことだと思います。
だからロックはかっこいいんです。
批判を恐れず、今まで築き上げてきた地位を失うかもしれないことも恐れず、自分の正義を貫く。
暴力は社会的には悪いことですが、50才を過ぎてもロックの精神を持ち続けている姿を見て、かっこいいと思いました。
今のロックミュージシャンで、今回の中村達也さんと同じことができる人は、どれくらいいるのでしょうか?
90年代はこんなロックミュージシャンがごろごろいました。
今、かっこいい音楽をやっているロックバンドが少ないのは、この部分の影響が大きいのかもしれない。
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