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給食完食、強要やめて=相次ぐ不登校、訴訟も―支援団体に1000人相談

給食完食、強要やめて=相次ぐ不登校、訴訟も―支援団体に1000人相談

小中学校で教員に給食の完食を指導されたことがきっかけで不登校や体調不良になったなどの相談が昨年5月~今年9月、支援団体に延べ1000人以上から寄せられていたことが19日、分かった。

完食指導が訴訟に発展した例もあり、支援団体は「給食は本来、楽しく食べて、食事の大切さを学ぶ場。強制は絶対にやめて」と訴えている。

「強要」という言葉を使うと、さも真っ当なことを言っているように見えるが、どこから強要で、どこまでが強要でないのか?

指導する側と指導される側、それぞれ捉え方や感覚は違うので、線引きは難しいし、画一的な基準を作りにくい。

安易に自由にさせるて、「嫌いな物は残していい」という教育をしてしまうことになり、「食べ物を残してもいい」ということにもなりかねない。

古い考え方かもしれないが、嫌いでもがんばって食べることで、辛いことを乗り越える精神力の強さを鍛えることもできる(アレルギーなど、体質的に受け付けない物は除く)

筆者が子供の頃に比べて、子供にとって辛いことは比べ物にならない程、少なくなった。しかし、今の若い人で、精神的に弱い人が増えたとも聞く。

記事中の子供を名指すする訳ではないという前提で、精神的に弱くて、PTSDになってしまう子供もいると思う。

大谷選手など、日本の野球選手がメジャーリーグに挑戦する機会が増えているが、メジャーリーグの下の3A(日本でいう2軍)は、高くない給料で、長距離移動を強いられる過酷な環境らしく、メジャーリーガーはそんな過酷な状況の中でも結果を出して、メジャーリーグに昇格していると聞く。

過酷な状況で精神的にもタフに鍛え上げられた選手と、「嫌いな物は無理して食べなくていい。残してもいいよ。」と甘い環境で育った選手、どちらが勝つことができるだろうか?

野球に限らず、ビジネスの世界でもそうだ。近年日本の企業があまり世界的に活躍していないように感じる。

厳しいのはデメリットもあるが、メリットもある。甘くすればデメリットを少なくすることができるので、解決方法としては簡単だ。

タフなビジネスマン、タフな経営者、タフな人材を育てるためにも、安易に甘くするという解決方法を選択してほしくない。

「これは日本人だけは弱弱しくならないでほしい」という閉鎖的な考えではなく、優秀な人材が世界で活躍することができれば、世界にとって有益になる。

日本人の才能を潰すような、安易に甘くして、弱く育ってしまうのではないかという危惧です。

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