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国内

スペアタイヤが落下して起きた中国自動車道での事故について

スペア固定、点検項目外 「外れる想定せず」

岡山県津山市の中国自動車道で大型トレーラーが路上のタイヤに乗り上げて横転し、巻き込まれた親子2人が死亡した事故で、車載したスペアタイヤを落として事故を招いた疑いがあるトラックについて、運送会社(本社・広島県呉市)がタイヤの固定状況を点検項目に入れていなかったことが分かった…

この事故について、皆さんどのように感じているのでしょうか?
昔トラックに乗っていたことがある私の意見というか感想を書かせていただきます。

はじめにニュースを見た時の感想は、夜の高速道路で、タイヤが落ちていたら回避するのは難しいですし、路肩に避難したところに、同じくタイヤに乗り上げた大型トレーラーが突っ込んでくるなんて、なんて不運な事故なんだと思いました。
それと同時に、「タイヤを落とすなんてとても悪質だ」と感じました。

その後、続報を見ると、スペアタイヤが落ちたということでした。

正確なことはわかりませんが、ここから先は私が想像を前提としていることを踏まえてお読みください。

記事には、スペアタイヤを固定する部分は点検の対象外と書いていて、トラックを運転したことがある方は少なくて、なかなか想像するのは難しいと思いますが、トラックの運転手からしてみると、まさか落ちるとは思わない箇所です。

例えるなら車のバンパーと一緒です。
自動車を運転する方ならわかると思いますが、まさか突然バンパーが落ちるなどとは思いませんよね?
そして、トラックのスペアタイヤは、普段意識しない箇所なので、落としていても気付きにくいです。
もちろん古くなれば、故障が起こりやすくなるのは当然なのですが、運送業界は厳しい価格競争に晒されていて、新しい物に入れ替えるのは難しい現状もあります。

当然これだけ痛ましい事故ですから誰かが責任を取らないといけません。
ですが、そういった様々なことを考慮すると、スペアタイヤを落とした運転手に全ての罪があるとするのも、モヤモヤする気持ちがあります。

スペアタイヤが落ちることなんて、めったにないことですし、路肩に避難にしたのに、そこにとレーターが突っ込んでくるのも、めったにないことですし、不運が重なって痛ましい事故になって、建設的な解決策も見つからず、モヤモヤが募ります。

私には被害者のご冥福をお祈りするしかありません。
ご冥福をお祈りいたします。

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