自動車買取の悪質業者に注意
自動車の買取業者で、不当に買い取り額を減額をする悪質業者が増えているそうなので、注意してください。
ビッグモーターの次は「一括査定サイト」問題…中古車売却で契約後に査定額50万円勝手に減らす悪徳業者の手口
ビッグモーターによる自動車保険金の不正請求問題が発覚後、新たな疑惑が次々に表面化する中、自動車の売却をめぐる消費者からの苦情・相談が近年増加していることがわかった。一括査定サイトを利用した人の元へ業者が来訪して強引に契約させようとしたり、契約するまで居座ったりといった事案が頻発している。
悪質買取業者の手口
記事によると、査定して契約した後に、「修復歴が見つかった」などと言い、買い取り額の減額を要求、減額に応じないと解約料を請求するとのことです。
国民生活センターには類似の事例で、売却の契約後、すぐに解約を申し出ると高額の解約料を提示されたという相談もある。あるいは、高額な解約料の算出明細が示されないという相談がきている。さらに、業者に過去の修復歴を告げて、2回も査定して決まった売却額が突然、減額されたという相談もあるという。
日本自動車購入協会と弁護士ドットコム取締役田上嘉一弁護士の見解
日本自動車購入協会
この事例について、協会は一般論として、「通常の注意を払えば修復歴を発見できるはずで、業者に過失があるといえる。消費者に契約不適合責任を問うことはできない」としている。
弁護士ドットコムの運営会社取締役の田上嘉一弁護士
「売買時点で通常、責任は買主側に移る」と話す。業者が減額を請求できる時期はいつまでなのか、契約書などで確認する必要があるとも指摘する。たとえば、契約の時点で査定額が決まるが、代金の支払いまでは減額の請求ができる条項が契約に盛り込まれていることもあるという。
自動車を売却する際には気を付けましょう
このような事案が増えているということですので、ぜひ気を付けてください。
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