批判殺到の岸田政権、それでも自民党が支持される理由とは?
松川るい議員・今井絵理子議員のフランス視察、ブライダル補助金、LGBT理解増進法の成立、インボイス制度の廃止、トリガー条項、様々な増税を検討、最近では安倍派の裏金疑惑などなど、岸田政権になってから国民の反感を買うようなことを次々と起こし、批判が殺到、まさに炎上状態です。
岸田政権の支持率もどんどん下がっており、12月3日に発表されたJNNの世論調査では支持率28.9%で過去最低を更新、不支持率も68.0%となっています。
【速報】岸田内閣の支持率28.9%で過去最低更新 JNN世論調査
岸田内閣の支持率が政権発足後、過去最低となった先月の調査からさらに0.2ポイント下落し、28.9%だったことが最新のJNNの世論調査でわかりました。
不支持率も68.0%で過去最高だった前月の調査につぎ、過去2番目に高い結果となりました。
保守層もリベラル層も中間層も岸田政権を批判
安倍政権との比較をするとわかりやすいのですが、X(旧twitter)を見ていると、安倍政権を批判していたのはリベラル層だけで、保守層は中間層から支持されていたのですが、岸田政権は保守層からもリベラル層からも中間層からも批判を受けていて、全ての層から批判されている印象です。
安倍政権への支持・不支持
- 保守層…支持
- 中間層…支持
- リベラル層…不支持
岸田政権への支持・不支持
- 保守層…不支持
- 中間層…不支持
- リベラル層…不支持
ニュースを見ていると、岸田政権を支持しているのは経団連くらいでしょうか。
それでも国民は自民党に「次の政権を取ってほしい」と考えている
そんな岸田政権ですが、週刊誌の女性自身が行った「次の政権を取ってほしい党 3位 立憲民主、2位 維新を抑えた衝撃の圧倒的1位は?」というアンケートで、驚きの結果になりました。
次の政権を取ってほしい党
- 自民党…313票
- 日本維新の会… 158票
- 立憲民主党…116票
- 国民民主党…59票
- れいわ新選組…53票
2位日本維新の会のほぼ倍の大差を付けて、自民党が次の政権を取ってほしい党に選ばれました。
岸田政権に批判が殺到しても自民党が支持される理由
批判が殺到していても、それでも自民党を支持する理由を見ると
- 「政権交代しなくてよいから」
- 「他に選択肢がないから仕方なく」
- 「政権運営の経験値だけは高いと思うから」
- 「今の政権与党に不満はあるものの、それにとって代わろうという気概の感じられる野党も見当たらない感じを受けるため。」
- 「野党が駄目すぎるので」
といった理由で、自民党を支持しているというよりも、他の野党と比較して消去法で自民党を選んでいるのがわかります。
「他に選択肢がないから仕方なく」という意見が全てを集約しているように思えます。
自民党の支持層が百田さんが設立した「日本保守党」に流れている
10月17日、作家の百田尚樹氏が「日本保守党」を設立。
日本保守党は、「日本を守る」という方針を訴えて、元々自民党の支持層であった保守層・中間層からの支持を集め、Xのアカウント開設からわずか数日で自民党のフォロワー数を抜き、2023年12月4日現在、最もフォロワー数が多い政党になっています。
日本保守党と自民党のフォロワー数
- 日本保守党(@hoshuto_jp)…33.4万人
- 自民党広報(@jimin_koho)…25.1万人
日本保守党は次の衆院選で候補を擁立する予定とのことですので、日本保守党の飛躍次第では「次の政権を取ってほしい党」に入り、政治が変わるかもしれません。
コメント