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政治

【安倍元総理銃撃事件】容疑者の動機と犯行までの行動

一夜明けて、山上徹也容疑者の犯行の動機や犯行までの行動が明るみになってきました。

安倍元首相を狙った動機

なぜ安倍元首相を狙ったのか、このようなニュースが出ています。

安倍元首相死去 容疑者 宗教団体から襲撃対象を変更か【速報】

NHK 2022年7月9日 17時42分

安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれ死亡した事件で、逮捕された容疑者が警察の調べに対し「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍元総理がこの団体と近しい関係にあると思い狙った」「もともとは特定の宗教団体の幹部を殺害しようとしたが、できなかったので、元総理を銃で撃つことにした」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。

まとめると、特定の宗教団体に恨みがあって、その宗教団体の幹部を狙おうとしたができなかったので、その宗教団体と近しい関係だと思った安倍元首相を狙ったとのことです。

また、特定の宗教団体に恨みを持った理由として、このように供述しているようです。

また、捜査関係者によりますと、この宗教団体について「母親が団体にのめり込み、多額の寄付をするなどして家庭生活がめちゃくちゃになった」という趣旨の話をしているということです。

あくまでも容疑者の供述なので、これからの捜査で他の動機も出てくるかもしれません。

突発的に犯行に及んだのではなく、以前から安倍元首相を計画的に狙っていた

どのような経緯で犯行に至ったのかについて、このようなニュースが出ています。

山上容疑者は、これまでの調べに対し「元総理が奈良県を訪れることはホームページを見て把握した」と供述していて、警察当局は、爆発物から銃の製造に切り替えたいきさつを調べるとともに、以前から安倍元総理大臣を襲撃する機会をうかがっていた可能性もあるとみて捜査しています。

その後の調べに対し山上容疑者が「もともとは爆発物をつくって殺すつもりだったが、途中から銃を製造するようになった。銃はたくさんつくり数か月前にできあがった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。

また「元総理を殺害しようと思い、ほかの遊説先にも行ったことがある。前日に岡山での遊説会場にも行った」という趣旨の話もしているということです。

たまたま安倍元首相が自分の住んでる奈良県に来たから突発的に犯行に及んだのではなく、前日の夕方に急遽奈良県に行くことが決まったにも関わらず、ホームページでスケジュールを確認していたり、爆発物を製造しようとしたり、銃を何丁も製造しており、事前に凶器を準備し、襲撃の機会を伺っていた計画的なものだったと考えられます。

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