大谷翔平選手、今季投手絶望でも満場一致でMVPを受賞すると考えられている理由
アメリカのブリーチャーレポート(Bleacher Report)は、大谷翔平選手が右肘の内側側副靭帯(UCL)の断裂で今季登板できなくなっても満場一致でMVPを受賞する可能性は高いと報じました。
なぜ登板できなくなっても満場一致でMVPを受賞すると考えられているのか?
大谷翔平選手といえば二刀流。
先日、右肘靭帯の断裂で今季はもう登板しないことが発表されたことで、メジャーリーグ史上初の複数回の満場一致でのMVP受賞を逃すのではないかとの懸念がありますが、筆者もそれでも満場一致でのMVP受賞の可能性は高いと思います。
その理由がWARです。
大谷翔平選手のWARは、2位に大差を付けて圧倒的1位
WAR(Wins Above Replacement)とは、ベースボールリファレンスとファングラフが発表しているチームの勝利への貢献度で、記者がMVPを選ぶ際にこの指標を参考にしています。
昨年大谷翔平選手があれだけ活躍したのに、アーロン・ジャッジ選手に多くの票が入ったのもこのWARの影響が大きかったと言われています(2022年のファングラフのWARはジャッジが11.6、大谷が9.4)
ファングラフで現在のア・リーグのWARランキングを見ると、大谷翔平選手は2位に大差を付けて、圧倒的1位となっています。
- 大谷翔平(エンゼルス) 8.9
- コーリー・シーガー(レンジャーズ) 5.4
- フリオ・ロドリゲス(マリナーズ) 5.3
ダントツのWARで大谷翔平選手以外を選ぶ理由がない
上記の通り、今季の大谷選手のWARはア・リーグの中でダントツで、大谷選手以外を選ぶ理由がないので、今季もう登板はなくても、打者として打席に入らなくなったとしても、満場一致でMVPを受賞する可能性は高いと思います。
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