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大谷翔平選手が史上初2度目の満票MVP受賞、大谷選手にしかできない圧倒的な活躍

日本時間の11月17日、エンゼルスの大谷翔平選手が2021年に続いて2度目のア・リーグのMVPを満票で受賞しました。

トラウト選手、ヌートバー選手が祝福のメッセージ

大谷翔平選手のMVP受賞で、同僚のマイク・トラウト選手やWBCで共に戦ったヌートバー選手が祝福のメッセージを上げています。

マイク・トラウト選手

訳:素晴らしい一年、そして当然の MVP おめでとうございます。あなたを誇りに思います、兄弟!

ラーズ・ヌートバー選手

多くの方が大谷翔平選手のMVP受賞を予想されており、満票で受賞するかが争点になっていた

今季の大谷翔平選手は、怪我の影響でシーズン残り1か月を残して離脱しており、またレンジャーズのコリー・シーガーなど、大谷翔平選手がMLBに来る前ならMVPに値する成績を残した選手がいる中、それでも多くの方が大谷翔平選手がMVPを受賞するだろうという予想でした。

それほど、今季の大谷翔平選手は圧倒的で、満票で受賞するかどうかが争点になっていて、満票受賞となればMLB初の快挙と盛り上がっていました。

2度のMVP満票受賞はMLB史上初の快挙

その年で圧倒的な成績を残さないとMVPを満票で受賞することはできず、過去にMVPを満票で受賞したのは、2021年の大谷翔平選手を含めて18人しかいなく、今回の2度目のMVP満票受賞はMLB史上初の快挙です。

しかも、今季は肘と脇腹の怪我の影響でシーズン残り1か月を残して離脱した中での満票受賞ですから、いかに大谷翔平選手が素晴らしかったのかがわかります。

2年連続2桁勝利2桁本塁打もMLB史上初

2023年、大谷翔平選手はこちらもMLB史上初となる2年連続2桁勝利2桁本塁打の記録を達成しました。

よく大谷翔平選手はベーブ・ルースと比較されますが、ベーブ・ルースが本格的に二刀流をしたのは1年のみで、二刀流を続けているのはMLB史上で初めてです。

2023年の大谷翔平選手の圧倒的成績

2023年の大谷翔平選手の成績は次の通りです。

投手としての大谷翔平選手の成績

  • 登板23(23先発)
  • 投球回132
  • 完投1
  • 完封1
  • 10勝5敗
  • 勝率.667
  • 防御率3.14
  • 奪三振167
  • 奪三振率11.39
  • 被打率.184
  • WHIP1.06

奪三振率は先発投手の中でリーグ2位、被打率はリーグ1位で、2023年は惜しくも規定投球回に達しませんでしたが、投手としてトップクラスの成績を残しています。

打者としての大谷翔平選手の成績

  • 試合135
  • 打数599
  • 打席497
  • 安打151
  • 打率.304
  • 本塁打44(ア・リーグトップ)
  • 打点95
  • 塁打325
  • 得点102
  • 四球91
  • 死球3
  • 盗塁20
  • 出塁率.412(ア・リーグトップ)
  • 長打率.654(MLBトップ)
  • OPS1.066(MLBトップ)
  • 得点圏打率.317

今季の大谷翔平選手は、ア・リーグの本塁打王に輝き、ポジション別で最も優れた打者に送られるシルバースラッガー賞も受賞。

名実共にMLBを代表する打者の一人になりました。

投打両方でMLBトップクラスの活躍

このように、2023年の大谷翔平選手は、投手としても打者としても両方でMLBトップクラスの活躍をしていました。

来季打者に専念する大谷翔平選手の活躍に期待

現在大谷翔平選手はFA(フリーエージェント)で、来季の所属先がまだ決まっていませんが、ユニコーンと呼ばれるほど異次元の活躍をしているので、MLBだけでなくスポーツ界全体で史上最高の契約額になると予想されています。

肘の手術で来季は投手としての出場はせず、打者に専念することになっていますが、大谷翔平選手がどこの球団に所属して、打者に専念した大谷翔平選手はどんな活躍をしてくれるのか、今から楽しみでなりません。

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