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IT・科学

iPhoneの性能を意図的に下げていた問題、Appleへの集団訴訟に発展

iPhoneの性能を意図的に下げていた問題、Appleへの集団訴訟に発展

バッテリーの劣化による不意のシャットダウンを防ぐため、Appleが古いiPhoneの性能を意図的に下げていた問題はAppleへの集団訴訟へと発展しました。

米ニュースサイト『Chicago Sun-Times(シカゴ・サンタイムズ)』によると、イリノイ州、オハイオ州、インディアナ州、そしてノースカロライナ州に住む5名のiPhoneユーザーがAppleに対して訴訟を起こしました。

このニュースですが、元となった記事のタイトルが「古いiPhoneの性能を意図的に下げている」と書かれていて、誤解を与えるタイトルを付けたのが騒ぎの発端のような気がします。

発端となった記事の本文にも書いてますが、正確には「バッテリーが劣化したiPhoneの性能を意図的に下げている」です。

目を引くためにインパクトのあるタイトルを付けたのかもしれませんが、明らかにミスリードを誘発するタイトルです。
ネットニュースでは、こういった本文に適したタイトルではなく、記事のクリック率を増やすために、故意に本文とはかけ離れた誤解を生むタイトルを付けている記事がたくさんあります。
本文を読まない人も多いので、タイトルだけ読んで誤解されて伝わり、今回のような騒動になったのではないでしょうか。
個人的にこういうのはなんとかしてほしいと思います。

バッテリーが劣化したら性能を下げるのは合理的

さて本題ですが、前述の通り「古いiPhoneの性能を意図的に下げている」ではなく、正確には「バッテリーが劣化したiPhoneの性能を意図的に下げている」です。

「古いiPhoneの性能を意図的に下げている」だったら、本当に買い替えを狙ったずるい方法だと思います。

しかし、「バッテリーが劣化したiPhoneの性能を意図的に下げている」のは、性能を下げるのが目的ではなく、消費電力を抑えて、電源が切れるまでの時間を長くするのが目的です。
バッテリーが減ってきた時に、必ずしもすぐに充電できる環境とは限りませんし、いつ緊急の連絡が来たり、緊急の連絡をしなくてはいけない状況になるかわかりませんから、この対策は合理的で親切な対策だと思います。

本来の「バッテリーが劣化したiPhoneの性能を意図的に下げている」という趣旨が伝わっていれば、クレームを入れる必要はないはずです。

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