徹底して大谷翔平選手との勝負を避けた敵将「ショウヘイの打撃を見に来てるのはわかるが」

エンゼルスは最下位アスレチックスにスイープを決められる

日本時間9月4日に行われたアスレチックスとの3連戦の最終戦。

3点リードで迎えた6回に一挙4点を奪われて逆転され、続く7回にも6点を奪われ、10-6で敗れました。

これでアスレチックスに3連敗で、最下位にスイープを決められました。

アスレチックスとの3連戦での大谷翔平選手の四球は6つで、そのうちの2つは申告敬遠で、徹底して勝負を避けられていたことがわかります。

アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は、2戦目の試合後、この日2回も申告敬遠したことについて、次のようにインタビューに答えています。

「相手のラインアップでもっとも打てる打者がショウヘイだ。敬遠した場面はいずれも一塁が空いていた。みんながショウヘイの打撃を見に来ているのは分かるが、彼は簡単に本塁打を放つから、我々は負ける可能性があった。」と語っています。

また先発したポール・ブラックバーン投手も「オオタニはひと振りで戦況を変えることができる、信じられないほどの選手。（申告敬遠）は正しかった。」と語っています。

申告敬遠メジャートップ！歩かされすぎ？データで見るとわかる大谷翔平選手が申告敬遠される2つの理由でも書きましたが、エンゼルスで怖い打者は大谷選手だけという状況になっていますので、相手チームからすると「大谷選手との勝負を避けた方が勝ちやすい」と考えられています。

ホームランはトップで、打点ランキングでトップと4点差となっていますので、勝負をしてもらって個人タイトルをぜひ獲得してほしいです。